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Heckel #1322□/4
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滋賀県ご在住、O坂SオーケストラのM氏よりご依頼を受け、幣工房BRコースで以下の概要項目を実施しました。

1)分解掃除と軽い磨き、管体塗装面の汚れ除去
2)キーノイズ除去や適正化、ガタ調整とグリスアップ
3)劣化タンポ交換、欠損・追加コルク・フェルト
4)ジョイント緩衝部の糸材追加交換と嵌合
5)全タンポ合わせ及び全タンポ開き調整とラック注入
6)ローラーのノイズ解消と動きの改善(オイリング)
7)連絡バランスとタッチ感の調整
8)High E,Eb のタンポ開きと連絡不具合の解消
9)テナージョイント・ロック・カム機構の不具合解消
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by hiroshi_kenmochi | 2007-11-30 13:00 | 近況
Schreiber♯2315□
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東京都ご在住のK氏より依頼を受け、ご所有のシュライバーをオーバーホールしました。この年の7月にお預かりして、K氏には不本意ながら、長らくご不自由をさせてしまいましたが、この日漸く完成し、無事送り出す事ができました。弊工房EOコースを基調に以下のような内容でオーバーホールを行いました。

1)分解掃除とグリスアップ(キーノイズやガタの除去)
2)キィー及びキィーポストのNiメッキ仕上げ
3)管体胴輪(テナー、ダブル、ベル)Niメッキ仕上げ
4)部品交換(全タンポ、全キィーコルク・フェルト交換)
5)部品交換(スプリングの交換及び修復)
6)塗装修正(全体表面研磨)
7)U字管腐食部の修復とコルク交換
8)全体バランス調整とタッチ感の調整
9)ジョイント緩衝部の糸材追加交換と嵌合
10)ヘッケルボーカル修理(ニップル製作)
  (ボーカルコルク及び再Niメッキ)
11)腐食の激しいキィーの修復(6点/材料の追加等々)
12)低音域AからE、中音域Cis、Es、Fisの音程調整
13)全体的な音質の改善
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by hiroshi_kenmochi | 2007-11-24 10:30 | 近況
Heckel #943□
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ミラノスカラ座・ソロ・ファゴット奏者・バレンティーノ・ズキャッティー氏(Sig.Valentino Zucchatti )よりHeckelの大修復のご依頼を今年の夏に受けました。ズキャッティー氏によれば、この楽器はエンツォ・ムチェッティー氏(Sig. Enzo Muccetti 1947年~1961年まで ミラノスカラ座Fg首席奏者・国立パルマ音大教授・Heckelにも影響力があった人)が使用していた物で、フレンチ・バッソンとドイツ・ヘッケル式・ファゴットの中間のハイブリッドな楽器だったそうです。1950年代にミラノスカラ座の為にこのハイブリッド仕様の楽器がムチェッティー氏によって3本発注され、この楽器はそのうちの1本だそうです。ズキャッティー氏はミラノスカラ座よりこの楽器を今年購入され、小生が修復を託された訳ですが、1990年代にドイツ・ヘッケル式に大改造と修理が行われたそうで、小生が拝見した時はフレンチ・バッソンの音孔が埋められていたりと、様々な改造跡が数多くありました。修復に当たり、製作し直さなければならない部品も数々有りましたが、Z氏の要望も盛り込んで、漸く修理が完了し、イタリアへ無事に送る事が出来ました。楽器を手にしたズキャッティー氏は大変喜ばれましたし、彼らのexpertであるミラノスカラ座・Sig.Maurizio Orsiniからも高い評価を頂きました。今は大仕事を終え安堵しているところです。(ホツ・・・)

Overhauling & Remodeling
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by hiroshi_kenmochi | 2007-11-18 11:33 | 近況
Heckel S-Bogen CD2
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京都市在住のW氏よりのご依頼でAu鍍金仕様のCD2をAg鍍金仕様に変更しました。
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by hiroshi_kenmochi | 2007-11-17 10:30 | 近況
Amsti ABN 36 JS #012□/8
神奈川県在住のT氏から音の改良とペグの改造のご依頼を受け、お打合せの結果、弊工房LMコースを中心に以下のような内容で作業を行いました。

1)分解掃除と軽いキイー磨き、音孔内面オイル処理
2)全連絡バランスの調整、並びにノイズの除去とグリスアップ
3)ピボットスクリュー部の適正化、フェルトやコルクの追加
4)バネ廻り止ネジ取付、 LowHバネ折れの為交換
5)全体キーのタッチ感(動き)及び操作性の調整
6)連絡部ギャップ除去、キー・ストロークの調整
7)全タンポ合わせ(一部交換)とラック注入による再接着
8)音孔上面の平滑と塗料塗布
9)各音孔調整と形状及び径の変更を実施
10)音孔調整、タンポ開き、ストロークの調整実
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by hiroshi_kenmochi | 2007-11-16 17:51 | 近況
Heckel No.1236□/5
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東京都在住のH氏からメンテナンスの際にダブルジョイントCis音孔の改良と塗装修正の希望が有り、弊工房LMコースを中心に以下の内容で作業を行いました。

1)分解掃除と軽い磨き
2)キーノイズ除去や適正ガタ調整とグリスアップ
3)部品交換(改造部Cisタンポ、損傷キィーコルク・フェルト交換)
4)全連絡バランスと全タンポ合わせ及び全タンポ開き調整  
5)剥離部の塗装修正(今回はサービス)
6)ダブルジョイントCis音孔の木部腐食の為、音孔パイプ挿入
7)上記パイプ挿入による音バランス調整
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by hiroshi_kenmochi | 2007-11-15 14:30 | 近況
Heckel #996□
福岡県在住のM氏からメンテナンス+G3音程改良という内容でご依頼を受け、以下のように作業を行いました。
*幣工房LMコース
1)分解掃除と軽い磨き
2)キーノイズ除去や適正ガタ調整とグリスアップ
3)部品交換(High Keysパッドタンポ、欠損・追加コルク・フェルト)
4)部品追加(Dj Cis key, HighEs 廻り止めネジ追加)
5)部品交換(Low D キィーガード・ネジ不良の為、木部損傷、ネジ2個)
6)Low H キィーポスト緩みの為、固定とキィー動き調整
7)全タンポナチュラルレザー仕上げ
8)全連絡バランスと全タンポ合わせ及び全タンポ開き調整
9)ローラーのノイズ解消と動きの改善(オイリング)
10)全体バランス調整とタッチ感の調整
11)U字管部の木部の腐敗の進行状況(オイル抗菌処理)
12)テナージョイントとダブルジョイントの接合が緩め
13)G3音孔パイプを挿入
14)G3音孔パイプの変化による全体音調整
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by hiroshi_kenmochi | 2007-11-02 13:30 | 近況
Moosman #445□
愛知県在住のM氏から音程改良を中心とした調整依頼を受け、ご要望を検討して弊工房LMコース+音程調整を行いました。

1)分解掃除と軽い磨き
2)キーノイズ除去や適正ガタ調整とグリスアップ
3)部品交換(損傷タンポ、欠損・追加コルク・フェルト)
4)全タンポナチュラルレザー仕上げ
5)全連絡バランスと全タンポ合わせ及び全タンポ開き調整
6)ローラーのノイズ解消と動きの改善(オイリング)
7)全体スプリングのテンション及び動きと操作性調整
8)音孔上面調整(Bb, A, 他)
9)D3キィーの角度、タンポ開き調整

*音調整関係
 ・低音域の音程が高い。特にD1とEsは顕著。
 ・低音域(LowB♭1~LowE1)が発音しにくい。
 ・Low-D1の鳴りと音程が良くない。
 ・High-C4/High-B4の音程が低い。
 ・Es3,E3,F3の抵抗が強く、豊かな響きがせず音程が低め。
 ・Cis2の音程が不安定。安定した状態は少々高め。
 ・Gis3の音の鳴りが非常に悪い
 ・Es2が高めなので修正できるのであればして頂きたい。

 *キィー調整関係
 ・Gキーを使い続けるとたまに押したキーが元に戻らない。
 ・LowB♭,Bキーを芯金が欠損(交換)
 ・ボーカルリングのハンダ隙の為、補修とコルク交換
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by hiroshi_kenmochi | 2007-11-02 10:30 | 近況