<   2007年 02月 ( 8 )   > この月の画像一覧
Moosmann #304□
S音大O准教授よりご所有のモースマンの修理依頼が有りました。楽器の状態から弊工房LMコースを基準として、全体調整とキーノイズやガタの除去、全タンポ息洩れチェックとタンポ合わせ調整(交換も含む)、全体の連絡バランス調整とスプリングテンション調整を行いました。特に右手Gキーのストロークが大き過ぎる事の改善を望まれましたので、キィー改良で対応しました。氏のHeckel S-Bogen の効果もありましたが、結果低音の響きも豊かになりご満足頂けました。
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by hiroshi_kenmochi | 2007-02-28 18:00 | 近況
Renard by Fox #2172□
音大生Eさん(神奈川県在住)からのご依頼でFoxを修理しました。一般的な修理項目に加え、キイー位置の改善等を行いましたが、ポイントは音孔パイプの接着剤が劣化したことによる、息漏れや水の悪影響が生じていた事でした。 

♪修理内容の詳細です。
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by hiroshi_kenmochi | 2007-02-22 20:45 | 近況
Heckel CD1 割れ修理
音大生Hさん(愛知県在住)からHeckel S-Bogen の修理の依頼があり拝見したところ、楽器に装着する際に一番力の掛かる部分が割れていました。Dünn タイプは母材が薄い為にCC等の通常肉厚に比べ、溶接温度に影響(音の変化)され易いので注意して溶接をしました。又、熱により膨張した母材が溶接目に力を加えますが、溶接断面積の少ないDünn タイプはこの影響によって割れが他へ連鎖してゆく可能性があったので要所を固定して溶接しました。(内面腐食や製造段階での精度でもこれらは変化します。)復元後は再メッキして新規コルクを巻き直しして納品しました。
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by hiroshi_kenmochi | 2007-02-12 18:35 | 近況
Mr. Matthew Taylor ご来工
彼はイギリスのマンチェスター出身でPüchner奏者です。トゥーネマン教授の弟子で、現在は兵庫芸術文化センター管弦楽団に在籍されご活躍中です。読響の吉田氏のご紹介で弊工房に来工され、2~3時間の中での調整でしたので、ハードな仕事となりました。内容をご紹介しますと、全体バランス(タンポ開き含む)とタッチ感の調整、Whisper pp armのシャフト曲がりの修正、右手Ekey~Whisper pp 連絡関係とA-pp arm の調整、Low D keyの 高さと右手小指Fis F 関係調整ですが、キイー・シャフトの曲がり修正と右手Ekey~Whisper pp 連絡関係の調整が主な所望でした。Cis2を押さえる際に、Low D keyの高さが適切でない為、他の音が混じり悩まれていましたが、改良案の了承を受け改造を行ったところ喜んで頂けました。
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by hiroshi_kenmochi | 2007-02-09 13:00
YFG811 #4027 have been stolen
YAMAHA bassoon model 811 – Serial number 4027 have been stolen If you see this instrument or if somebody offer it to you please contact

Uwe Henze GmbH
König Str. 82-84
D - 41460 Neuss
Tel 0049.2131.1065.0 oder info@uwe-henze.de

YFG811#4027と言う楽器がドイツで盗難に遭いました。
もし、この楽器を見かけたり、周辺の情報をお持ちの方は上記のUwe Henze GmbH か、KBWまでご連絡をお願い致します。
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by hiroshi_kenmochi | 2007-02-08 09:32 | お知らせ
YFG812C #203□
RSO-Wien Solofagottist のMr.David Seidel が来工されました。今回の目的は全体調整と摩滅した右手薬指の音孔パイプの交換です。数ヶ月前から、来日時の修理について打合せを重ねてきましたが、やはり演奏旅行中の少ないフリーデーを利用しての修理は大変でした。特に音質に関わるパイプ交換などの仕事もあってとても緊張しました。(汗)
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1)Adjustment of key mechanism.
2)Thepads, the felts, and the corks
  are damaged parts are exchanged.
3)The fitting in condition in the collaboration
  each part is adjusted.
4)Linseed oil is processed to the wood part of the
  double joint etc. for antisepsis.
5)The thread of Joint is adjusted.
6)Adjustment of wing joint D(C) tone hole pipe
  The Tonehole pipe is newly changed.
7)The cork of S-Bogen is changed
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by hiroshi_kenmochi | 2007-02-07 22:12
Mollenhauer 左・右手小指関係キイーの改良
北九州ご在住のTさんは両手の小指がキイーにフィットしない為、根本的な解決には大改良が必要だったが、今回は日定を考慮し、応急処置的な改良に留めた。

1)左手小指のEs,Cis key の回転方向に角度変更
2)右手小指F、As、キイーの操作性調整
3)右手小指Fisキイー擬似延長ブロック装着
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by hiroshi_kenmochi | 2007-02-04 22:00 | 近況
Sonora #488□
愛知県名古屋市ご在住Iさんのソノーラを修理しました。35年前に購入された楽器との事でしたが、調整後の音はとても瑞々く、好感を持てました。

1)分解掃除、音孔内面オイル塗布、激しい緑青の除去
2)キーノイズやガタの除去と全体グリスアップ
3)部品交換(損傷タンポ、損傷キィーコルク・フェルト他交換及び再接着)
4)全タンポ息洩れチェックと全タンポ合わせ調整(交換も含む)
5)全体バランス調整(タンポ開き含む)とタッチ感の調整
6)音孔上面租度改善と塗装の塗布(テナー、ダブルジョイント各音孔)
7)右手親指Bbキイーの遊び除去
8)右手小指F、As、キイーの操作性調整
9)右手薬指Gキイーの位置改善
10)High D,C,A,Cisタンポ皿角度の調整
11)pp key / Double Joint E key のarm ピッチ改良
12)Heckel Bocal 内面腐食生成物の除去
13)バスジョイント両端コルクの交換と嵌合調整(木部)
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by hiroshi_kenmochi | 2007-02-02 20:43 | 近況