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YFG812 #115□
千葉県館山市ご在住Y氏のご依頼で、久々にヤマハの1000番シリーズを修理しました。この楽器は1991年に製造された楽器です。ご要望から幣工房SRコースを基準に診断した結果、以下のような修理内容になりました。

1)分解掃除とグリスアップ(キーノイズやガタの除去)
2)キィー及びキィーポストのAgメッキ
3)管体胴輪(テナー、ダブル、ベル)のAgメッキ
4)Bocal N2 再メッキ&コルク巻き直し
5)スプリングの交換及び修復
6)部品交換(全タンポ、全キィーコルク・フェルト交換)
7)部品交換(U字管・ボーカルコルク交換)
8)管体ジョイント糸嵌合調整
9)全体バランス調整とタッチ感の調整

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修理完成後の写真、特徴のAbBbトリルを実写
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by hiroshi_kenmochi | 2006-09-30 17:02 | 近況
YFG812C #308□
東京都立川市の音大生Yさんから、YFG812Cの音改良を中心に、楽器を見て欲しいとの事で幣工房LMコースを基準に修理改造を行いました。師事されておられるK先生ともお話させて頂き対応しました。

1) 分解掃除とグリスアップ
2) 部品交換(損傷タンポ2箇所交換)
3) 全体タンポ合わせと、不具合タンポのラック入れ
4) 全タンポをナチュラル・レザー・フィニッシュ仕上げ
5) 管体ジョイント糸嵌合調整
6) 全体バランス調整とタッチ感の調整
7) 音質調整
   A2音の発音性向上、Bb3の吹奏感向上
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by hiroshi_kenmochi | 2006-09-28 16:49 | 近況
Heckel #1219□/1
Mr.Filip Vlasak (Prof.Schweigert 師事)の来日にあわせて楽器の修理を行いました。氏のご要望から幣工房BRコースを基準に以下の作業を行い、この日、幣工房にて無事にお引渡しする事が出来ました。(汗・ほっ)

1)分解掃除とグリスアップ(キーノイズやガタの除去)
 ・ダブルジョイント底部集成部の息漏れ防止処置実施
2)部品交換(損傷タンポ、損傷コルク・フェルト追加及び交換)
3)部品交換(U字管パッキン交換)
 ・音程や音質の為に厚さの適正化
4)全体バランス調整とタッチ感の調整 
5)音改良
 ・自由度の向上、抵抗感の改良を中心に鳴りを改善
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by hiroshi_kenmochi | 2006-09-25 11:28
Heckel #1294□
北陸ファゴット協会のN氏のご依頼で、幣工房LMコースを基準に全体チェックと改造を行いました。 先修理では全面塗装を含む大きな改修を行いましたが、今回はその後に発生した塗装面の打痕などの修正と、High A - pp コネクトアーム(幣工房KBW回転式)や左手親指LowCプレートの増設、右手親指Bbキーのストローク改良、ボーカルPN1の音質調整(PN1.5と反応を近づける。)、オーダーメイド新形状ハンドレストの製作によって、更にカスタマイズが進みました。
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by hiroshi_kenmochi | 2006-09-23 11:00
Amati Klaslice ABN 36JS #20377□
静岡県浜松市在住のY氏よりのご依頼で、ご所有のコントラファゴットの全体調整とボーカルの改造を行いました。 コントラファゴットは管体の大きさから来る木材変化やキイー構造の強度など、通常ファゴットの修理には無い大変さがありますが、特にキーノイズや大ガタの除去、キィーポストの緩み等々の修復には苦労します。この楽器は唾抜きコルクが臼の溝に食い込んで割れていた為、息漏れもありましたし、エンドピン・ゴムの接着不良もあって、コントラ特有の修理項目もありました。コントラファゴットは持ち替えと云う事もあるのでしょうが、吹奏フォームがなかなかシックリ行かない楽器ですね。そこで出来うる限り自然なフォームで吹奏できるようにボーカルの形状や角度を変更しました。音調整についても低音Cis、中音Fis、低音の鳴り、3オクターブ音域の音の広がりなど、改善を行いました。
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by hiroshi_kenmochi | 2006-09-20 19:00
Schreiber WS5016 #2945□
静大のGさんのご依頼で団の楽器を修理したのですが(ファゴット団員数の変化)、この楽器は何年も使用者が無く、眠っていた為、概観については古さを感じましたが、木部のダメージも少なく、まだまだ修復可能な物でした。分解掃除、キイーの操作性の改造、タンポ交換、U字管の修復、音孔上面の改善等々を施したところ、性能が十分に発揮出来、音程や音質も過不足の無い楽器に生まれ変わりました。
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by hiroshi_kenmochi | 2006-09-19 15:07 | 近況
Püchner #1083□/2
静岡県在住A氏所有のPüchnerを修理しました。私はこのメーカーの楽器を拝見すると修行時代を思い出して懐かしくなります。私の師匠は一時期この老舗で働いていた為、工法伝授の際に、この老舗の色合いが強く出ていたような記憶があります。A氏の修理内容は全連絡バランス調整、全ピボットスクリュー部の調整(ピュヒナー式)、全体キーの位置・配列を変えてタッチ感(動き)を向上、連絡バランス部のギャップ除去とタンポ開き及びキー・ストロークの調整、バランサー・ソケット部の穴痕の修復(楓丸木の打ち込み接着)、修理完成後の響きと鳴りのチェック、*D2の音抜け調整、2番ボーカルの抜けが少し悪い様な気がしますとの事でしたのでボーカルを調整、右手薬指Gキィーの貫通連絡棒が修理の変遷で『竹籤』になっていた為オリジナルに変更、等々でした。

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by hiroshi_kenmochi | 2006-09-12 10:01 | 近況
Bulgheroni Como FB-101 #672□
静岡市在住の高校生からOboeの修理依頼を受けました。音が鳴らないとの事で、急患対応とさせて頂きました。 突然、音が出なくなったのはアッパージョイントの左手小指 Gis key のバネが折れていた為でした。先ずはこの部分を交換、他はLow Bb key 接続部の調節ネジ樹脂チップ損傷の為、修復、左手人差指第二オクターブキィーの曲がり修正など、全体連絡調整を行いました。
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by hiroshi_kenmochi | 2006-09-08 13:00 | 近況
Heckel #1425□/1
N響・首席M氏ご来訪、今回の目的はハンドレストの効果を最大限活かす為に支持台を移動させる事でした。氏は特殊なハンドレストをご使用ですが、残念ながら支持台の位置が、その形状の効果を低下させていた為、右手親指E key方向に移動させ、接触を防止する為にキイーの一部と支持台を改造しました。
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by hiroshi_kenmochi | 2006-09-04 15:30
Opus #22069□
石川県在住、Kさん所有のOpusをお打合せ(CD/デジカメ資料、メール等打合せ)の結果、幣工房のMRコースで修理を行いました。カスタマイジング項目の一部をご紹介致しますと全キーの位置配列やタッチ感(動き)の調整、A1,B2,D2,E2の調整、左手親指 High keysと Low keys の間隔調整(位置決め板の移動)です。他には防錆処置や音孔内面のオイル処理、U字管凸凹修復、9箇所のタンポ皿ズレ直し、High E,Es, Cis音孔の欠け修復、全音孔スカート木部の表面処理と塗装、ボーカルコルクの交換、ダブルジョイント・キャップ嵌合調整等々を行いました。
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by hiroshi_kenmochi | 2006-09-03 20:33 | 近況