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YFG812C #342□
北海道在住のMさんから留学前の点検調整と改良を依頼され、全体のバランス調整を中心に音の関係をカスタマイズしました。音については抵抗感と吹奏感の重さの改善の為、タンポ開きの変更、内径並びに各音孔のチェックと調整、付随して、ボーカルC1&2、Suoer Bocal PN1を調整しました。そしてチューニングのAから上の音の音程が定まりずらいとの事でしたので、チューニングのA音の調整と、それら倍音関連の音孔及び内径をチェックしました。とても感触が良くなったとのご連絡があり、とても安堵しました。
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by hiroshi_kenmochi | 2006-07-31 10:00 | 近況
Heckel #1481□
京都在住のTさんが浜松国際管楽器アカデミーに受講を兼ねてご来訪くださいました。修理内容を少しご紹介しますと、バランサーにガタが有った為、ストラップリングにスペーサーを嵌め込みました。音程と抜けの為に右手薬指 A key のタンポ開きを調整して、ノイズが激しかったのでガタ取りとオイルを入れました。そしてLow Cis Es keys のガタ取り及びノイズ除去も行って、後は全体調整で終了しました。今秋からは海外留学との事でした。
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by hiroshi_kenmochi | 2006-07-28 17:00 | 近況
Püchner #1262□
静岡の市民オケで活動されているM氏のPüchnerを改造修理
楽器の状態とご要望から幣工房BRコースを基礎値として、一般的な全体調整に加えて、Bb key の取外しと G key の位置を移動、Low Bb key の高さ変更と左手親指 High keys の高さ改良、右手親指 Bb, E, Fis key 、右手小指 Ab, F, Fis key を操作性向上の為、位置&角度の改良を行いました。
そして、S-Bogen のカスタマイズも行いました。
Heckel CC1 吹き口角度変更と楽器とのマッチング改造
Heckel BD1 ヘコ直し、再メッキ、音調整、コルク交換
Heckel CC1 Flach Bend 再メッキ、音調整、コルク交換 
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by hiroshi_kenmochi | 2006-07-26 17:00 | 近況
Heckel #712□
フィラデルフィア首席Bsn・Mr. Daniel Matsukawa再来工!
今回のツアーはW.A.Mozart Bassoon Concerto in B-frat Major K.191(186e)の演奏もするとの事で、楽器の調整には緊張して望みました。内容を少しご紹介します。

全体のチェックを行いながら、パッドと連絡部のコルクやフェルトの交換、キイーノイズの除去(trill関係)、パッセージをスムースにする為のスプリング調整、右手薬指G-keyと右手人差指Es-trillの位置を変更、無事修理改造が終了し、”ほっ”としました。彼は修理の間、横でカデンツの作曲をしていました。天才は何処にいてもイメージが湧いてくるのですね。狭い我が工房(小屋)ですので、なんだか申し訳ない気持ちで一杯でした。(汗)
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by hiroshi_kenmochi | 2006-07-24 11:30
Heckel #15111/4
東京都在住のAさんからのご依頼で、ご所有のヘッケルについて、左手人差指 F 、左手中指 E 、 左手薬指 D、 右手人差指 C 、右手中指 H について、Ag材・内面突出仕様の音孔パイプに交換を行いました。Aさんは音孔パイプが改造された楽器を購入されていましたが、パイプが内面に出ていない為に水漏れがするので、ヘッケルオリジナルに戻す事をご希望でした。(ヘッケルオリジナルはAg材で内面突出)改造に当たって、幣工房のAg材を使用し、内面突出量は音質の影響も考慮した水漏れしない寸法を選択、また、加工法もヘッケルの技法を加味して仕上げました。 重ねて、この楽器にとって幸運だったのは接着不良を起していたパイプを交換出来た事でした。既に隙間から水が木部に浸み込んでいて、放置すると腐りなど、様々な問題の元凶と成ったからです。
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by hiroshi_kenmochi | 2006-07-18 10:04 | 近況
Püchner #1262□
静岡県在住で(故)田中雅仁氏の指導も受けられていたM氏からのご依頼で、ご所有のPüchnerを修理改造致しました。一般修理に加えて、Bb key の取外しと G key の移動、Low Bb key の高さと左手親指 High keys の高さ調整、右手親指 Bb, E, Fis key の位置や角度の調整、右手小指 Ab, F, Fis key の位置や角度の調整等、操作性の改善を中心に改良しました。
そして、Heckel S-Bogen CC1 吹き口角度変更と、楽器とのマッチング向上の為の音程音質の改造、BD1とCC1 Flach Bend の ヘコ直し、再メッキ、音の調整、コルクの交換も加えて実施しました。特にCC1 Flach Bend のテノール音域の改良では過去のメンズール改良の経験を活かす事が出来、お引渡しの際のご評価も上々で無事終了しました。
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by hiroshi_kenmochi | 2006-07-15 21:21 | 近況
Heckel #14785/5
札響・S さんからのご依頼で、ご所有のヘッケルを修理いたしました。一般的な修理内容とは別に、右手親指E keyからBb keyへの指移動について、キィー形状や高さ等で改善し、左手小指・親指、右手小指&薬指のkeysについても超絶技巧に副うよう調整しました。また、ロック・カム機構も調整が必要でした。タンポについては特有のズレが散見されましたので、合わせを行い、Whisper-pp タンポ, High D, ダブルジョイントのAタンポは新規製作、後は音質の為にキャップの嵌合調整等を行いました。
この楽器にはHigh F が搭載されていて、14000番台の設計値と言う点で、とても興味深く拝見させて頂きました。
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by hiroshi_kenmochi | 2006-07-14 10:53 | 近況
YFG812 #305□
自衛官Yさん所有のヤマハファゴットを調整致しました。
音大時代に酷使されていたわりには美品で、嬉しく思いました。

①全体の連絡バランス調整(タンポ開き調整も含む)、ノイズ除去
 とグリスアップ
②『ガタ』『セリ』の修正、フェルトやコルクの修復、交換
③左手小指・親指Keys、右手小指F-Gisを含む小指関係・親指
 &薬指のkeys他、全体キーのタッチ感(動き)や操作性を調整
④分解掃除と金属部品の軽い磨き 、音孔内径面オイル処理
⑤U字管凹修正と形状の修復
⑥全タンポ合わせとppタンポは新規製作
⑦ジョイントの糸巻き調整&ワックス仕上げ
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by hiroshi_kenmochi | 2006-07-10 10:29 | 近況
Heckel #718□/0
bassoonery・広○さん所有のHeckel #718□/0をフルオーバーホールに近いレベルて修理を行いました。古いメッキの浮きが激しかった為、新しいメッキの定着が心配されましたが、無事終了。ご要望のキィーの操作性向上についてはキィーの大きさや位置等を変更して改良しましたが、中でも右手親指 Fis keyのストローク改良(+音程音質改良)については右手小指 F key 連絡とG Pad key のレバー比をKBWから提案させて頂いたアイデアで改良、広○さんから高評価頂きました。塗装修正については色合わせしてオイルフィニッシュで補修しました。
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詳細はbassoonery・広○さんblogへどうぞ!

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by hiroshi_kenmochi | 2006-07-08 11:28 | 近況
N響練習場とドルチェ・アベニュー東京訪問
N響の練習場にてFG首席O氏の楽器調整を行いました。自宅の作業場とは違い緊張しましたが、弦楽四重奏の練習を拝聴しながらの作業は快適でした。その後、ドルチェ・アベニュー東京へお邪魔して、松○先生に店内を案内して頂きました。とても充実した立派なお店に驚嘆しました。ファゴットの陳列棚も松○先生のアイデアが盛り込まれていて素適でした。
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by hiroshi_kenmochi | 2006-07-07 17:00 | 近況